こんにちは。みのりそらです。
13歳の子どものファイザー製ワクチン接種1回目から3週間経ち、2回目の接種に行ってきました。
今回は、接種2回目の様子、副反応、そして、アメリカの現状をレポートします。
コロナワクチン接種2回目当日
前回と同じ薬局で、2回目のワクチン接種をしました。当日、事前確認のテキストを受信し、薬局に着いてから、そのテキストのリンクにあった「I’m here at the store(店にいます)」のボタンを押したら、今回も名前の確認だけです。
2回目接種の後の副反応については、子どもも色々耳にしているので、前回より不安そうでした。
備え付けの椅子に座って待ち始めて5分ほどして、
ワクチン解凍に後5分ぐらいかかるから待っていてください
と言われました。解凍するのに10分かかるとのこと。
予約しているんだから、事前に解凍しておけばいいのに……
と一瞬思いましたが、予約しても来ない人が多いのかも知れません。
ワクチンを無駄にしないために、実際に接種者が来てから解凍するのかも。(想像です)
薬局の一角に簡易の仕切りをしただけの場所に、10分ぐらいしてから呼ばれました。
「2回目ですね?」「誕生日は?」と確認されて、注射する時には「お昼ご飯は何を食べたの?」と聞かれたりいて、スムーズにワクチン接種を終えました。大人のワクチン接種の時とは違って、終始にこやか。
子どもに注射時の痛さを聞いたら、1回目とほぼ同じだったそうです。
アナフィラキシー反応がないか、15分ぐらい椅子に座って待ってから、帰宅しました。
コロナワクチン接種2回目副反応
接種2回目の次の日は、万が一、強い副反応が出た時のために、何も予定を入れずに待機していました。
一日中ゆっくりしていたからか、腕がだるい以外の副反応は出ませんでした。
2日目の夜、睡眠時間がいつもより長かったぐらいです。ホッとしました。
周りの人から聞いた話でも、ファイザー製のワクチンの方が、モデルナ製よりも副反応が少ないようです。
モデルナ製ワクチン接種1回目と2回目の体験談は、こちらをご覧ください。⇩
アメリカでワクチン接種すれば、一攫千金の可能性?
アメリカでのワクチン接種率は伸び悩んでいます。
- アメリカのワクチン接種率:42.3%、1回だけ接種の人も含めて52%
- カリフォルニア州のワクチン接種率:44.6%、1回だけ接種の人も含めて57.9%
2021年6月6日現在(引用:Our World in Date)
接種したい人達はほぼ全員受けたということなのでしょう。
カリフォルニア州でも接種会場によって、地元の店舗や企業からの寄付で、接種した人たちにドーナツやかき氷などを配ったりしています。
子どもの友達が、学校で実施された大きな接種会場で、チョコレートひと箱とウォーターボトルをもらったそうです。
そっちの会場で接種したら良かったなぁ
と言っていたので、ある程度効果はあるのかも??
カリフォルニア州知事もがんばっています。
12歳以上のカリフォルニア州在住者で、1度でもワクチン接種した人の中から抽選で、6月4日に15名、11日に15名、計30名が5千ドル(約54万7千円)を獲得できます。
6月15日のリオープニングの日には、10名が各々150万ドル((約1憶6400万円)を獲得!!
もしかして私も来週には大金持ちになっているかも知れません(笑)
ワクチン接種が進んだアメリカで起きていること
アメリカでは、新型コロナウイルスワクチンの接種が進むにつれて、新規感染数は減少しています。
ピークに達した1月9日の週平均、25万1374人の以降、減少傾向となり、先週の平均新規感染数は2万2139人、今週は1万4349人にまで減少しました。(参照:Daily Trends in COVID-19 Cases in the United States Reported to CDC)
やった! この調子で行けば、長いトンネルから抜け出せそうです。
ただ、心配なのは、6月15日からカリフォルニア州で始まるリオープニング。
「緊急宣言下であることは変わらないが、経済活動再開」ということです。
- 屋内での5千人以上のイベントでは、ワクチン接種証明書か陰性証明が必要。
- 屋外での1万人以上のイベントには、ワクチン接種証明書か陰性証明を推奨。
- 人数制限の廃止
- 免疫がついた人は、人が多いイベントや公共交通機関など以外では、マスクなしで生活できる。
(参照:Beyond the Blueprint for Industry and Business Sectors – Effective June 15)
ワクチン接種者は、マスク着用もソーシャルディスタンスもしなくて良くなるので、夫の勤務先では、首から下げている社員証に付ける、このようなタグが配布されました。
一方で、ワクチン未接種者は、マスク着用を続け、ソーシャルディスタンスも続けなければいけないので、職場ではちょっとした緊迫感が出ているそうです。
明確にわかって良い反面、一緒に仕事をする仲間としては、やりにくい部分が出てくる可能性は大でしょう。
8月に学校が始まったらどうなるのかしら???
アメリカの今後
接種したワクチンが変種株にどの程度効果があるのか、又、マスク着用義務付けと人数制限の緩和がどう影響するのか、未知数です。
個人的には、運動中のマスクは苦しいので、「義務付けがなければ、やめたいな」と思っていますが、店舗で買い物する時などは、マスクを着け続けるつもりです。
他の人たちはどうでしょうか?
ワクチン接種したアメリカ人の知り合いに聞いてみると、
マスクにはもう辟易しているから、外せるのが嬉しい
という声が多いです。
やっぱりマスクに慣れている日本人とは感覚が違うんだなぁ。
念のために付けておこうという概念はないのかなぁ。
と思ったりします。
6月15日のリオープニングが、楽しみのような怖いような複雑な気持ちです。