こんにちは、みのりそらです。
うちの14歳の娘は、反抗期真っ只中。
親が何をしても文句ばかり。
そのくせ
〇〇ほしい!
△△して!
と要求だけは一人前です。
今後一切何もしないからね!
と時々、言いたくなります。
疲れた💧
もうほっとくしかないのか…
と、悩んでいる時に、オンラインで、「ノンストップ!」でも紹介された、「伝え方コミュニケーション検定中級」を受講。
「ノンストップ!」でも紹介された、性格タイプ別コミュニケーション術を学べる検定講座で、
変えるべき3つのことがわかりました。
- 多めに「ありがとう」を言う。
- 急かさない。
- 話を「うん、うん」と聞いて、「話してくれて、ありがとう」と言う。
やってみると、短期間で娘の笑顔が見れました。
え? そんなことで良くなるの?
と思いませんか?
私も最初、半信半疑だったので、
この記事では、具体的に何をしたか、ご紹介します。
結論としては……
「基本ほっとく(ガミガミ言わない)」で大丈夫。
ただし、怒りにまかせた「ほっとく」ではなく、愛情で包まれた「ほっとく」を心がけましょう💙
変えたこと➀:多めに「ありがとう」を言う
家族のために色々しているのに、誰も感謝してくれない
といつも不満に思っていました。
だから、娘がちょっと何かしてくれても、絞り出さないと「ありがとう」が出てきません。
思い返してみたら、ほとんど言ってませんした……。
だって、
≪例1≫
娘が数少ない決まったお手伝いをしない。
夕食の後、お皿洗いなさい!
やろうと思ってたのに、言ったからやらない!
今までやってないから、言ってるんでしょ!
イライラ度★★★★
というやりとりの後、いやいやお皿を洗ったからって、「ありがとう」と言えなくないですか?
【実践】小さなことでも、すぐ「ありがとう」と言ってみた
でも、「これで親子関係が良くなるなら、何でもやる!」と思って、
上記のようなやりとりの後でも「ありがとう」を絞り出してみました。
≪例1実践≫
お皿を洗い終わった後
洗ってくれて、ありがとうね
……(照れ笑い)
(何、このほっこりした雰囲気は!?)
イライラ度 0
【効果】反抗期の娘が「ありがとう」と言ってくれる頻度が増えた
「ありがとう」と言うたびに、娘は照れ笑いをします。
それに、わたしに「ありがとう」と言ってくれる頻度が増えました。
嬉しい!
もしかして、娘も「お母さんは感謝してくれない」と不満に思っていたのかも知れません。
変えたこと②:急かさない
≪例2≫
朝、学校に行く時間なのに、なかなか部屋から出てこない。
もう学校に行く時間よ~。降りてきなさーい
……返事なし。何回も言った後、
わかってるよ。これが終わったら行く
ぎりっぎりになって出てくる。
いい加減にしなさい。本当に遅れるよ!!
イライラ度★★★★
こういうことが毎朝続くと、娘と接するのがしんどくなってきます。
何も言わないで、ほっとくべき?
いや、ほっといたら、遅れるぞ💦
と、ぐるぐる考えていました。
【実践】必要なことは一度だけ言うことにした
1度だけ言って、万が一、学校に遅れても、娘自身の責任と割り切ることにしました。
≪例2実践≫
朝、学校に行く時間なのに、なかなか部屋から出てこない。
もう学校に行く時間よ~。降りてきなさーい
……返事なし。
聞こえてる?
(部屋から)うん。
(何度も言いたいのを堪えて、ひたすら我慢)
ぎりっぎりになって出てくる。
いってらっしゃい~
いってきまーす
イライラ度★
【効果】何度も言わなくても、大丈夫だった。イライラ大幅減
慣れるまで、待つ間イライラしたので、イライラ度は星1つです。
おもしろいのは、私が言っても言わなくても、部屋から出てくる時間は同じだったこと!
わたしが言えば言うほど、二人とも朝からイライラ度が増しただけだったのです。
ちなみに、半年ほど続けていますが、学校に遅れたことはありません…。
変えたこと③:話を「うん、うん」と聞いて、「話してくれて、ありがとう」と言う
日中、できるだけ娘の話を聞くようにしています。
でも、娘が話し始めるのは、スマホの電源を切って、テレビも消す就寝時間になってから。
≪例3≫
夜遅~く、娘が遠くの方から話しかけてくる。
〇×%#@〇×%#@〇×%#@……
もう寝る時間だから、話したかったら、明日、時間がある時にしなさい(眠い、疲れてる……)
いいよ。もう話さないから!
イライラ度★★★★
普段、用事がある時以外、ほとんど話しかけてこないのに、なぜ就寝時間になってから話し出すの?!
とずっと思っていました。
【実践】自分の都合の悪い時でも、「うん、うん」と話を聞いて、「話してくれて、ありがとう」
これは修業のようです。
いかに今まで娘を急かしていたのかを実感!
最初の頃、わかっているのに、つい反射的に今までと同じ対応をしてしまったことがあります。
≪例3失敗➡実践≫
夜遅~く、娘が遠くの方から話しかけてくる。
〇×%#@〇×%#@〇×%#@……
もう寝る時間だから、話したかったら、明日、時間がある時にしなさい!
いいよ。もう話さないから!
娘の部屋へ。
………
あっ、またやってしまった!
すぐに娘の部屋へ。
何を話したかったの?
えっ、覚えてない……
そうなの? 何だったのかなぁと思って……
結局、娘は何を言いたかったのか思い出せなかったけど、
他の話を色々。最期に、
話してくれて、ありがとう!
と言ったら、
娘が急に幼かった頃のような笑顔を見せた!
イライラ度 0
【効果】娘の幼かった頃のような笑顔が見れた
最初にミスをしてしまってイラっとしたので、星一つ。でも、最後の娘の満面の笑顔が、全部帳消しにしてくれました。
こんな笑顔を見るのは久しぶりかも😭
娘に、わたしが「聞こうとしている」気持ちが伝わったと実感できて、続けていこうと思えました。
ヨッシャ!
【補足】いつも話を聞くのは無理かも……
この3つのアドバイスをしてくれた「性格統計学」の稲葉先生に、
でも、現実的には、忙しい時、いつも話を聞くのは無理かも……
と弱音を吐くと、
「お母さんは聞いてくれる」という前提ができるまで、もう少し続けてみましょう。
その後は、「この用事が終わったら、聞くからね」と言ったりしても、大丈夫になりますよ。
と答えてくれました。
まさか、いつも反抗的な中学生の娘が、そんなに聞いてほしがっているとは、思いもしなかったので、目から鱗が落ちました。
性格統計学にもとづく「性格タイプ別コミュニケーション術」
(引用元:株式会社ジェイバン)
わたしが変えた「たった3つのこと」は、「性格統計学」考案者、稲葉先生からのアドバイスに基づいたものです。
「性格統計学」にもとづいた「性格タイプ別コミュニケーション術」では、性格タイプを3つに分けます。
ちなみに、3つの性格タイプのうち、わたしの娘は「ピース」でした。
私も、自分の子どもに合った接し方を知りたい…
という方は、稲葉先生の本「わが子がやる気になる伝え方~性格3タイプ別の声がけで自己肯定感が高くなる~」を読んでみてくださいね。
性格タイプ別に効果的な声がけを学ぶと、どう伝え、対応するのが一番良いかわかります。
「性格別コミュニケーション術」は、フジテレビ「ノンストップ!」で、4回紹介されています。
- 2020年4月 職場で上司部下の関係
- 2020年7月 性格タイプ別 わが子に響く声がけ
- 2021年1月 性格タイプ別 夫婦のコミュニケーション術
- 2021年9月 性格タイプ別 職場のコミュニケーション術
反響の大きさと信頼度がわかります。
性格タイプ別・子育てアドバイスがほしい方は…
うちの子どもの場合もアドバイスがほしい……
もっと深く知りたい!
と思われたら、「伝え方コミュニケーション検定中級」を受講するという選択肢もあります。
受講者が参加できる、ズームの「オンライン・フォロー講座」では、深い分析と、実践的なアドバイスも受けられます。
>>こちらの公式ページで、5分間、「伝え方コミュニケーション検定中級」講座の「体験視聴」できます。(ページのかなり下の方です!)
中学生の反抗期に疲れたら、愛情で包まれた「ほっとく」がお勧め
反抗期の娘に今までさんざん注意したり、言い直しをさせたりしてきました。
が、
娘の性格タイプに合った接し方に変えたら、短期間で笑顔が見れました。
- 多めに「ありがとう」を言う。
- 急かさない。
- 話している時は「うん、うん」と聞いて、「話してくれて、ありがとう」と言う。
もちろん、娘の当たりの強さはまだ残っています。
親のわたしだって、感謝の言葉を言い忘れたり、つい急かしたりしてしまいます。
でも、イライラをベースにした「ほっとく(放置)」ではなく、
愛情で包まれた「ほっとく(ガミガミ言わない)」を実践して、本当に良かった。
娘にわたしからの愛が伝わったと実感できました。