こんにちは。みのりそらです。
モデルナ製ワクチン接種2回目から6カ月以上経ち、私と夫も追加接種(ブースター)に行ってきました。
オミクロン株も広まってきて、状況はどんどん変わっていきますよね。
リアルなアメリカの最新情報をレポートします。
- アメリカでのワクチン追加接種(3回目)の様子
- モデルナ製ワクチン追加接種の副反応
- アメリカでのコロナの現状
- アメリカでのコロナ対策
- 学校でのコロナ対策(テスト・トゥー・ステイ)
- とにかくマスクを外したいアメリカ人について
コロナワクチン追加接種(3回目)当日
接種3回目は、今まで接種したのと同じ種類のワクチンになります。
違うワクチンを追加接種しても良いので、好きな種類を選べるという話でしたが、私が予約した時、選択はありませんでした。
以前、アメリカでジョンソンエンドジョンソン製のワクチンを接種した人達は、日本入国の際にワクチン接種と認められないとわかり、3回目は別のワクチンを接種しています。
3回目の接種が認可された直後は、薬局に人が殺到していましたが、今はすぐに接種の予約ができます。
しばらく行かないうちに、近所の薬局には、こんな簡易ブースができていました。長期的に必要と判断されたのでしょう。
コロナワクチン接種も3回目ともなると、大した説明もなく、あっという間に注射され、「10分間、待機していてね。バ~イ」と見送られました。
モデルナ製ワクチン追加接種(3回目)副作用
午前10時頃:接種してから、腕はずっとだるかった。
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夜:ぐっすり眠れなかった。
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翌日:風邪のひき始めのような感じで、身体が重く感じた。
午後1時頃 :接種してから、腕はずっとだるかった。
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夜: 気分が悪くなり、よく眠れなかった。
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翌日: 頭痛と身体の痛みを感じ、午後はずっと寝込んだ。
一般的に、ファイザー製ワクチンを追加接種した人は、モデルナ製の人より副作用が軽いようなので
次に追加接種があったら、ファイザー製にしよう
と言っていました。
コロナ・アメリカの現状(2020年12月)
先々週の平均新規感染数は8万6,315、先週は11万8,515、今週は12万445人に増えました。(参照:CDC)
12月14日現在、ウィスコンシン州では、ICUベッドの占有率は既に95.7%です。メイン州やミシガン州でも高くなっているようです。(参照:Winconsin Department of Health Services)
アメリカでのコロナ対策
アメリカのワクチン接種状況
ワクチン接種率 | ワクチン接種者数 | |
2回接種 | 61.2% | 約2億320万人 |
1回だけ接種の人も含む | 72.4% | 約2億3814万人 |
追加接種 | 28.6% | 約5818万人 |
2021年12月17日現在(参照:CDC Covit Data Tracker)
アメリカでのワクチン接種率はなかなか上がりませんが、ファイザー製ワクチンの追加接種は、 16~17歳も対象になりました。
それにしても、 アメリカでオミクロン株が見つかるまで、外国からアメリカへ渡航前に検査は必要だったものの、アメリカ入国後は何の検査もなかったことに、びっくり。
日本入国の際は、渡航前にも、入国後、空港でも検査が実施されているのに、
そんなので大丈夫?
と思わずにいられませんでした。
アメリカの学校でのコロナ対策
カリフォルニア州では、2020年3月から休校されていた学校が、2021年4月に再開して、学年末の5月末まで約1カ月半の間登校しました。
その間は、机を離したり、全校生徒の半数ずつ、週2日の登校とズーム授業を併用して、ソーシャルディスタンスを保てるようにしていました。
8月の新学年からは、ずっと通常登校できています。
校舎内では、マスク着用が義務付けられていますが、休み時間に校舎外にいる時は、外しています。
ずっと教室の窓を少し開けて換気をしていましたが、最近はとても寒いので、空気清浄機が作動していて、全員がマスクしている時は、窓を閉めています。
テキサス州に引っ越した、子どもの知り合いは、最近でも、
学校で誰もマスクをしていない
と言っていたので、広いアメリカでは、対策状況は様々です。
学校での濃厚接触者への対策(テスト・トゥー・ステイ)
子どもの学校から、次のようなメールが来る度に、ドキッとします。
生徒の中で陽性になった人がいます。あなたの子どもは濃厚接触者ではありません。
最初は怖かったけれど、このお知らせにも慣れてきました。
濃厚接触者になると、学校を休まなければいけません。
約1年間の休校に加え、濃厚接触者になった場合の欠席などが積み重なり、生徒たちは大きな影響を受けています。
そこで、12月15日 、バイデン政権は「テスト・トゥー・ステイ(Test to Stay)」プログラムを出しました。(参照:CDC)
学校での濃厚接触者は、陽性反応の結果が出ても、無症状の場合、週に2回の抗原検査を受けていれば、登校できます。
全米で出されたプログラム内容とは多少違う部分もありますが、試験に協力した学区から出された日本語での説明が一番わかりやすいと思います。(参照:FCPS テストトゥーステイスクール試験的プログラムガイダンス)
このプログラムが適用されれば、学校を休まなければいけない生徒の数は激減するでしょう。
問題は、すぐに検査結果がわかる抗原検査をどこまで提供できるかにあります。
現状は、結果が出るまで2、3日かかる抗体検査が一般的です。
「テスト・トゥー・ステイ」プログラムは、現実的な施策なのでしょうか?
そして、各州どこまでこの方針に従うのでしょうか??
一刻も早くマスクを外したいアメリカ人
会社のホリデーパーティ
1週間ほど前、夫の会社のホリデーパーティが、近所のスポーツバーでありました。
昨年はキャンセルされて、久しぶりの集まりだったのと、家族やガールフレンドを連れてきてもOKになっていたので、かなりの人数が集まりました。
今の状況でわざわざ行かなくてもいいか……
と思ったので、欠席しましたが、久しぶりに大きな集まりに行った夫は、帰ってから少し不安になったようです。
と言うのも、皆マスクをして参加したけれど、飲んだり食べたりしている間は外していたから。つまりほとんどの時間、付けていなかったのです。
レストランでも、コロナ禍で増えたパティオ席で、20人規模のパーティも開かれています。
もう自粛は疲れたの! ホリデーだもん。パーティしたいよ。
という多くの人の声が聞こえてきます。
室内でのマスク着用義務付け解除の指針
カリフォルニア州ベイエリアでは、 室内でのマスク着用義務付けが解除されるには、以下の3つの基準が満たされなければいけません。
- 新規感染者数が「中以下」の基準を3週間継続
- 病院の病床利用率が低い
- ワクチン接種率が80%以上
「『中以下』が2週間続いたのに、3週間目に『中以上』になってしまったので、残念ながらマスクの着用義務は解除されない……」 (参照:SFGATE)
というニュース記事が出たのが12月10日。
いや、そういう次元の問題?? マスクはしばらくつけておく方が安心なのでは?
と思っていたら……
カリフォルニア州で室内公共空間でのマスク着用義務付け
このブログを書いている間に、コロナ感染者数が増加し、カリフォルニア州公衆衛生局(CDPH)は、12月15日から1カ月間、ワクチン接種の状況に関係なく、全ての室内公共空間でのマスク着用を義務付けました。(参照:CDPH)
とても賢明な判断だと思いますが、不満の声も上がっています。
こんな状況でも、マスクを一刻でも早く外したい人は多いんですよね~。。。
「アメリカでのコロナ感染急増は1月にやってくる」と言われています。これから年末にかけてのホリデーシーズンをどう乗り切るかがカギになります。